許可事例

【許可事例】技術・人文知識・国際業務から永住許可申請~家族滞在のご家族を含む~

こんにちは。クオーレ外国人相談窓口です。
永住許可申請は、おひとり様だけでなく、家族滞在のご家族と一緒に行うケースも多いです。
申請要件が満たされれば、家族滞在で在留しているご家族の方でも永住権を取得して日本で居住できます。
ただし、家族滞在の在留資格の方が「単独」で永住許可申請をすることはできませんのでご注意ください。

今回は、本体者「技術・人文知識・国際業務」1名と「家族滞在」のご家族1名の同時申請事例をご紹介いたします。

許可事例の概要

  • 国籍:ネパール
  • 申請時に有する在留資格:技術・人文知識・国際業務
  • 同時申請人数:奥様1名/子供なし(家族滞在)
  • 希望在留資格:永住者
  • 依頼日:令和7年3月6日
  • 申請日:令和7年4月1日
  • 許可日:令和7年9月8日
  • 申請入管:名古屋出入国在留管理局

相談から申請までの流れ

以前、当事務所で永住許可のご依頼のあった韓国籍のお客様からのご紹介で来所されました。
名古屋市のお住まいで奥様(在留資格:家族滞在)と一緒に永住許可申請をご希望されておりました。
お客様の中でいくつかご心配事(コロナの時の年収など)があり、その内容に関してとことん突き詰めてお話させていただきました。

申請から永住許可までの所要時間

当事務所で相談から書類収集、申請までは約1か月かかりました。お客様のご協力があり、お勤め先会社側の書類もスムーズに取得することができました。
奥様と同時申請だったのですが、書類収集にはさほど時間かからず、迅速に集められました。

その後、申請から許可までは、単純計算で160日で「約5ヶ月」、営業日基準106日で「約3ヶ月半」でした。「4月1日申請」で「9月8日許可」でした。
「技術・人文知識・国際業務」1名と家族滞在1名の2名申請にしてはそれほど遅くなかったと思います。

また、毎年永住許可申請が集中する6月・7月の前に申請でき、それほど審査期間が長くならずに済んだと思います。

永住許可申請の通知ハガキ

「技術・人文知識・国際業務」の永住許可申請時の注意事項

技人国(技術・人文知識・国際業務)の在留資格から永住許可申請をする方の多くは「会社員」であります。
保険や年金等は会社より天引きされるため、「滞納」や「納付遅延」などはよっぽとのことがない限り、ないと思いますが、いくつか気をつけなければならない点がありますので、ご確認ください。

「転職」したことはありますか?

会社に在籍しながら、転職を考えたことは一度はあると思います。
転職できたものの、新しい職場に勤める前に「空白」の期間がある方はご注意ください。

その「空白期間」が永住許可申請の審査の対象になる期間に当てはまるかどうかを含めてご確認ください。

一旦、会社を辞めると退職日から次の職場の雇用日(雇用契約開始日)の間は保険は国民健康保険、年金は国民年金に戻ります。その納付義務に気づかず、納付書が届いても無視してはいけません。

そのちょっとした空白期間での「滞納」や「遅延」履歴が永住許可申請に影響を及ぼすことになります。転職後の社会保険・厚生年金を「払っているから」といって、許されるわけではありません。

「転職」を繰り返していますか?

中には転職を繰り返す方がいらっしゃいます。
自己都合の退職でなかったり、転職しても1~2回くらいであれば、問題ないかと思いますが、あまりにも転職回数が多いと「安定した職業に就いていない」と判断される可能性が高いです。

もちろん審査中に転職することもおすすめしません。永住許可申請は「生活基盤の安定性」と「勤務の継続性」が重要ですので、しっかり準備していただきたいです。

「転職」した後の年収要件は?

転職したものの、前職場より「年収」は下がっていませんか?
年収を上げての転職は審査にもいい影響を与えますが、転職の度に年収が下がっているとあまり良くないです。
永住許可申請で審査されるのは「安定的な職業に付いている」こと、「生計を維持できる」ことなどです。そのため、転職を考えている方は慎重に行った方がいいです。

まとめ

「技術・人文知識・国際業務」から永住許可申請をご希望の方は「行政書士」にお任せください。
お客様の年収要件をはじめ、在留年数・保険/年金・同時申請をご希望のご家族の状況などを総合的にご確認させていただき、申請取次いたします。

  • 見落としがちな申請要件を網羅してお客様のご状況を確認
  • 永住許可申請の「最適な時期」を提案
  • 追加書類の提出を求められた場合の書類作成サポート
  • 適宜に必要な「理由書」作成ができる

「他事務所でお断りされた方」「一度申請したが、不許可になった方」はクオーレ行政書士法人にお任せください。難解な案件でもお客様のご状況に合わせて永住許可が出るまでサポートいたします。

他に永住許可申請に関する詳細はこちらをご確認ください。

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